カップボード

1900年初頭 フランス アンティーク
リボンとヤドリ木装飾　エクリュホワイトカップボード
ルイ16世様式｜上下セパレート｜エクリュホワイト
1900年初頭のフランスアンティーク。ルイ16世様式の大変美しいカップボードです。
全体は上下セパレート式になっており、移動や設置も比較的しやすい構造です。
上部には、ローズとリボンモチーフの立体装飾が施され、ヘッドの優美なカーブが印象的。まるで彫刻作品のような存在感があります。
前面のガラス扉は3面すべて、当時の面取り加工が施されたオリジナルガラスを使用しており、繊細な光の反射が中のオブジェや食器を一層美しく引き立てます。
内部には厚みのあるガラス棚板が2枚付属しており、取り外しも可能。背面には当時のミラーが使われており、経年による腐食の跡がありますが、それもまたアンティークならではの風合いです。
上部の鍵穴には細やかなリボン装飾が施され、3箇所すべて開閉可能な鍵が付属しています。
中央には引き出しが3箇所。下部にも3枚扉の収納スペースがあり、リボンやヤドリ木のレリーフ装飾が贅沢に施されています。
内部の棚板は取り外し可能。下部の鍵も左右2箇所は開閉可能ですが、中央扉の鍵はカギは開閉不可です（他の付属の鍵での施錠・開錠は可能です。)
また、脚部については向かって左奥の脚のみ、後年交換された別のデザインの脚になっております（安定性には問題ありません）。
全体の色味は、真っ白ではなく、柔らかいエクリュホワイト。空間を圧迫しない絶妙なトーンです。
さらに、ヘッド装飾の裏板はフラットになっており、花瓶やキャンドル、季節のディスプレイを楽しんでいただけます。
⭐︎向かって右側の手前側面に一部装飾の破損があり、内部の彫刻が欠けている箇所がございます。正面から見た際にはほとんど目立たず、使用には全く問題ございません。
破損部分も上から同色で塗装されているため、手触りに違和感はなく、なめらかな仕上がりとなっております。
また、全体として高さが低めで圧迫感を感じさせないサイズ感となっております。
size：セパレート部分までH99.5ヘッド上部まで＋80W141D50
引き出し内(小)H8W27.5D36
引き出し内(大)H8W49D36
上段棚板厚み0.5cm　26×126
上段高さ棚板上H30下H26
下段棚板厚み2cm　38.5×130.5
下段高さ棚板上H31下H30